軍統合副参謀長「ホルモズ海峡へのいかなる侵略行為にも対処する」
2012年07月11日付 Mardomsalari 紙

 軍統合副参謀長は、「ホルモズ海峡へのいかなる悪事、いかなる侵略行為も、イラン・イスラーム共和国の軍による速やかな反撃に直面することになるだろう」と述べた。

 セイエド・マスウード・ジャザーイェリー司令官は記者クラブとの会見のなかで、イランによるホルモズ海峡封鎖への対抗措置として、200発の安定翼付ミサイルを配備するとのアメリカ当局の発言に触れ、このような政策を嘲った上で、「アメリカはミサイルによって、自らの意志をイランのような大国に強要することはできない」と語った。

 同司令官は、イランの力と偉大さに対するアメリカ当局の無知は、彼らの認識の愚鈍さに原因があるとした上で、「ホルモズ海峡の支配権は、イラン・イスラーム共和国が完全に掌握している」と強調した。

 同司令官はまた、「もし何らかの国がホルモズ海峡に対して悪意や侵略の意思を抱くようなことがあれば、イラン・イスラーム共和国による速やかな対応に直面することになるだろう」と述べた上で、「もし彼らに理性があるならば、この件に関して非現実的な行為に着手することはないだろう」と語った。

 ジャザーイェリー司令官はさらに、イランの基本政策はホルモズ海峡という戦略的水路を平和的に利用することにあるとした上で、「アメリカのような一部の悪しき国々が我々の権益に影響を及ぼそうとするならば、我々は彼らとの衝突を微塵もためらうことはないだろう」と指摘した。

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:27028 )