イラク・マーリキー首相「トルコの国境侵犯は許さない」
2012年07月17日付 Yeni Safak 紙


イラク政府はトルコがイラク空域と地上の国境を侵犯したと主張し、このことは二国間の関係と共通の利益に悪影響をあたえると述べた。

イラクのヌーリー・アル・マーリキー首相はバグダッドにある警察学校で開かれた卒業式で行ったスピーチで、隣国の軍機がイラク空域を侵犯し、またこれは許容できないことであると述べた。マーリキー首相は以下のように述べた:

「我が国は国外からの干渉を受けている。毎日、隣国の飛行機が我が空域を侵犯していると聞いている。我が国の国家主権は、故意にもしくは過失的にないがしろにされている。我々はこれを許容しない。この問題に対し黙ってはいない。他国は自身に問いかけてみよ。イラクの主権、安全、空域、そして領土に対し求められる敬意という点において、自身に問いかけてみよ。我が国の主権と安全を標的にしたものに、あなた達警察官は対峙しなくてはならない。」

イラク政府はトルコがイラン空域と国境を侵犯したと主張し、この二か国間の関係と共通の利益に悪影響を与えるだろうと述べた。

またイラク政府のアリ・デッバー報道官は行った会見で、閣議においてトルコ軍機によるイラク空域侵犯について話し合われたと述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:27044 )