オマーン、肉の輸入のための緊急計画を実施
2012年07月29日付 al-Hayat 紙

■オマーンは肉の輸入のための緊急計画を実施

2012年07月29日日曜日『アル=ハヤート』

【マスカット:ムハンマド・サイフ・アル=ラハビー】

オマーンの農林水産省は、ラマダーン期間中の大規模な不足に対処するために、肉を確保するための一連の措置をとった。また、農業、貿易、産業の省庁や「オマーン商工会議所」や「消費者保護機構」の責任者を含む会議の後、近隣諸国からの家畜輸入の動きに対して陸・海・空の門を開放する緊急計画と、家畜や羊の供給者との調整について合意した。

この計画は、緊急に家畜や羊を輸入する新しい方法を見出し、イランやエチオピアやソマリアのような、輸入のための新たな供給先を見出すことのほか、この分野を扱う機関や企業が、農林水産省の許可を通してイランとUAEから生きた動物を輸入することなどにも触れている。また、定められた基準や規則に基づき、犠牲祭までに、個人消費のために一人あたり最大で50頭の羊やヤギ、5頭の牛をUAEから輸入することが個人に許可された。

また、企業が農場で動物を検疫すること、さらに空輸されるさばかれた肉の輸入手続きの簡略化に関してオマーン航空と調整することが許可された。さらに「オマーン商工会議所」は消費者に国内市場で動物を供給するために、ソマリアのドハール県の羊の供給者や通関業者との調整を実施する。

それに加えて、政府諸機関は、ラマダーン期間の消費の圧力に対処するために、レバノン・エジプト・パキスタン・インドなどから輸入する動きを促進した。これは、「中央青果市場」へと毎日トラックを送っていた最も重要な果物の輸出国一つであったシリアの現況を鑑みたものである。

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( 翻訳者:大野貴史 )
( 記事ID:27188 )