アルビルからトルコへ:夏はトルコで
2012年07月29日付 Yeni Safak 紙
イラク北部の街アルビルにある在アルビルトルコ総領事館では、毎日350人もの人々がトルコへ行くためのビザ申請を行っている。
トルコとイラクのクルド人自治区間で発展した政治的・経済的関係が、あらゆる方面で発揮され続けている。特に自治区の人々は、アラブや湾岸地域よりももっと、トルコで夏休みを過ごしたいと望んでいる。
夏休みに突入したアルビルでは気温が53度を上回るという暑さも加わり、トルコへの関心が高まっている。この時期は毎日350人もの人々が、トルコへ行くためのビザ申請を行っている。
在アルビルトルコ総領事館のアブドゥッラ・トプチュ副領事は、2010年3月から現在に至るまで約14万人もの人々にビザが発行されたことを強調し、加えてトルコへの関心は日に日に高まっていると述べた。
夏の到来とともにビザの申請が増加したと強調したトプチュ副領事は、さらに以下のように述べた。「毎日350ものビザが発行されています。(しかし)この数字でさえ、人々を満足させるものではありません。非常に多くの申請を受けています。申請書の受理にしばしば苦労しているほどです」
サビハ・ギョクチェ空港を始め、アタテュルク空港やエセンボア空港でもビザの発行を行っていると述べたトプチュ副領事は、この多忙ぶりにもかかわらずアルビルで暮らすトルコ国民の不満へも、きちんと対処するよう努めていると話した。
アルビルの人々がもてなし好きであると述べたトプチュ副領事は、この地域では何のトラブルもないとも話した。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:27196 )