司法権報道官は、巨額金融詐欺事件の被告4名に対して死刑判決が言い渡されたことを明らかにした。
なお、「3兆トマーン横領事件」〔※3兆トマーンは現在の公式レートで約2千億円〕として有名なこの事件で最初に起訴された被告の数は39名に及び、これらの被告全員に刑が言い渡されたわけではない。モフセニー=エジェイー司法権報道官によると、現在判決文のタイプ打ちが行われているところであり、タイプ打ちが終わり次第、各被告ならびに彼らの弁護士らに通知されるという。
その一方で、検事総長も務めるエジェイー司法権報道官は、これらの被告のうち4名に対して死刑判決が下されたこと、また他の2名の被告に対しては終身刑が下されたことを明らかにした。同氏によると、「その他の被告には、禁錮25年、禁錮20年、禁錮10年以下、及び〔横領した〕資金の返還とそれと同額の罰金刑、などの判決が下された」という。
同報道官はまた、「これらの判決には異議を申し立てることができ、それらの異議については最高裁判所が審理を行う」と言明した。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:27222 )