PKK、断食あけイフタールを狙いスィールトで襲撃
2012年08月03日付 Hurriyet 紙

スィールト県エルフ郡の郊外にある軍警察詰所と軍の基地がクルディスタン労働者党(PKK)のグループにより、昨晩のイフタールを狙い襲撃され、一人の兵士が殉職し、13人が負傷した。

ムサ・チョラック・スィールト知事は、この衝突で負傷した兵士5人が搬送された国立病院を見舞いに訪れた。
チョラック知事は病院で会見を行い、「本日19:30に、エルフ郡近郊のビルギリ基地で、分離主義テロ組織PKKによる卑怯で狡猾な攻撃があり、我々はそれに応戦した。この卑怯な攻撃の結果、今までに一人の兵士が殉職し、13人が負傷した。衝突とそれに対する軍事作戦は進行している」と述べた。

チョラック知事は、負傷者らを見舞い、彼らの状況について医師らから説明を受けた。お見舞いの後、負傷者らの状況は良好で、1名の負傷者が手術を受けたことを語った。この間、2名の負傷者がヘリコプターでディヤルバクル・ディジュレ大学医学部病院へ搬送された。

エルフ郡郊外のビルギリ村の近くにある軍警察詰所と軍の基地に、19時半ころ組織化されたPKKの一派が重火器により攻撃を仕掛けた。兵士らがイフタールを行っている時間帯が狙われたこの攻撃で、基地及び軍警察詰所に銃身の長い銃で攻撃を仕掛けたテロリストらに対し、兵士らは即座に応戦した。

最初の衝突で1名が殉職し、13名の憲兵が負傷した。衝突が続いている地区に、軍警察特別対策チームが送り込まれた。この地区にスィールト第三特殊大隊司令部から、スコルスィ・ヘリコプターで特殊部隊員らが降下した。コブラヘリコプターで、PKKがいる場所を攻撃し、爆撃したことが分かっている。この地区での衝突は各地でつづいている。

医師団を緊急招集

負傷者はヘリコプターでスィールト軍病院に搬送され、治療が施されていることがわかった。スィールト国立病院に集められた医師団も警察病院に向かった。

ペルバリ郡でも軍に対して攻撃がなされた

PKKのテロリスト達は、エルフ郡での襲撃とほぼ同時刻ペルバリ郡のドアン村にある特殊大隊司令部に対しても銃身の長い銃で攻撃をしかけた。兵士らは即座に応戦し、逃げるテロリストらを掃討するため、作戦を遂行している。

スィールト県エルフ郡郊外の軍警察詰所と軍の基地に、組織化されたPKKの一派が重火器により攻撃を仕掛けた。断食明けイフタールの時間を狙ったこの攻撃に対し、兵士らは即座に応戦し衝突が起こった。
最初の衝突で、1名が殉職、13名の兵士が負傷した。負傷者を治療する為に、スィールト国立病院の医師団が招集された。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:27247 )