トルコ、イラクの抗議に即反論―外相のキルクーク訪問問題
2012年08月03日付 Milliyet 紙

昨日、アフメト・ダヴトオール外務大臣がキルクークを訪問したことに対して厳しい反応を示したイラクは、今日抗議を外交的問題化し、トルコに対し「注意喚起」を行った。トルコはすかさず反論した。

アフメト・ダヴトオール外務大臣は北イラク訪問中にケルクーク訪問をおこなったが、これはバグダート政府によって公式に非難された。イラクの外務省によって行われた会見で、イラクの外務省職員がトルコのバグダート代理大使と面会し、注意勧告の手紙を手渡したと発表された。

「イラク政府はトルコが緊急発表を行うようを求める」という文言も、注意勧告書には記されている。
 
■トルコの素早い反論

これに対し、トルコの反論は、素早かった。フェリドゥン・スィニルリオール外務省事務次官は、イラクのアンカラ大使を外務省に呼び、この問題に関して反論した。「トルコ(外相)のキルクーク訪問に関してイラク政府が行った発表は受け入れられない」と伝えた。

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( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:27253 )