シリア出身の宇宙飛行士ムハメド・アフメド・ファリス大佐が反政府側に参加した。
アサド政権から逃れ、都市アレッポにある反体制派自由シリア軍の司令部に到着したファリス氏は、自由シリア軍の司令官らと面会した。自由シリア軍を支持することを表明したファリス氏は、「我々の心と血はあなた方とともにある」と述べたという。
以前アサド政権から3度逃れようとしたが失敗に終わり、これが4度目であるとファリス氏は語る。
ファリス氏は今日トルコに入国した。
シリア初の宇宙飛行士として知られるファリス氏は、1951年にアレッポに生まれた。1973年にアレッポ空軍学校を卒業し、1987年7月22日に宇宙へ行った初めてのシリア人宇宙飛行士となった。ファリス氏は、1987年に宇宙へ送られたロシア宇宙船ソユーズの3人の宇宙飛行士のうちの1人であった。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介
されています。)
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( 翻訳者:松永拓人 )
( 記事ID:27260 )