ロンドンオリンピックで、陸上女子3000メートル障害走に出場したビンナズ・ウスル選手、ギュルナン・ムングル選手、オズレム・カヤ選手は予選を突破できなかった。
オリンピック・スタジアムで行われ、総勢44人の選手が競う競技で、トルコ代表からビンナズ・ウスル選手は1レース目に、ギュルナン・ムングル選手は2レース目に、オズレム・カヤ選手は3レース目にフィールドに立った。
レースの序盤、集団の真ん中あたりを走っていたビンナズ・ウスル選手はリズムを崩し、最後尾まで後退し予選落ちした。10:31.00のタイムで1レース目を終えたウスル選手は、ゴールラインに来た瞬間、観客からの拍手に迎えられた。
このレースではドイツのゲサ・フェリジタス・クラウス選手が9:24.91で自己新を出し、決勝に進んだ。
今年ヘルシンキで行われたヨーロッパ選手権で9:32.96の記録を出し金メダルを獲得したギュルナン・ムングル選手は、2レース目でいいスタートを切っ た。しかし長く随走していた先頭集団から遅れを取ると、9:47.35でレースを終えた。15人中10位だった。ムングル選手はこの結果で決勝に進むチャンスを失った。
2レース目はエチオピア代表のソフィア・アッセファ選手が9:25.42で一位となった。
観客席が満員の80万人で埋まっているオリンピックスタジアムで、最終レースに出場したオズレム・カヤ選手は、10:03.52の記録で13位で予選落ちした。このレースではヒョート・アヤリュー選手が9:24.01で一位だった。
トルコ代表中ビンナズ・ウスル選手は、全体順位では44位、ギュルナン・ムングル選手は28位、オズレム・カヤ選手は40位だった。
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( 翻訳者:藤井彩香 )
( 記事ID:27264 )