PKK、イズミル・フォチャで軍用バスに爆弾、死者1名
2012年08月09日付 Hurriyet 紙
イズミルのフォチャ海軍司令部で任務にあたる軍人をのせた車両の通行する道に爆弾がしかけらた。この道は、これまで軍専用であったが、最近、一般人の使用も認められたところだった。最初の爆発の8分後に二回目の爆発がおき、一人の兵卒が死亡、10人の軍人を含む11人が負傷した。亡くなった兵士の氏名は、オズカン・アテシュリと発表された。負傷者はたんかで救急車に運ばれたが、その最中に家族に電話をし無事を知らせていた。
フォチャ郡デイルメン通りで、今日(9日)朝8時頃、軍に対する攻撃があった。イズミルに居住する軍人らをのせた24人のりの軍人送迎バスが、長年にわたり一般市民の交通に閉ざされたいたが、4月5日に市民の通行も認めれた道路を進んでいた。海軍基地に1.5キロの地点で、右に別荘地、左に森、という箇所にテロリストらによりしかけられた爆弾が遠隔操作で爆発させられた。爆発力の強いこの爆弾のせいで車両は被害をうけ、のっていた人々にけが人がでた。
■救急車がくると、2度目の爆発
1度目の爆発から8分後、周囲にいた人々、軍人、警官、救急隊員が救助にむかっていた。イズミル広域市消防隊の車両が、事件現場から20、30メートルに近づいた瞬間、2度目の爆発がおきた。消防車の窓ガラスがわれ、車両に破片がつきささったが、消防隊にけが人はでなかった。
これをうけ、軍人らは、空と森にむけ、発砲した。当初は銃撃戦かと思われたが、実際には応戦はおこなわれなかった。事件現場には多数の救急車と軍人が投入された。
■死亡1名、重傷1名
この攻撃で、軍の兵卒オズカン・アテシュリさんがなくなった。1名の重傷者を含む10人の軍人と、救助にかけつけた市民1名が負傷した。負傷してヘリコプターでエゲ大学医学部病院に搬送された6人は、ハサン・フルカン・オズメン、サーリフ・ウズン、オザイ・デミレル、ゲンジェル・チェティン、アリ・アスラン、イスマイル・ドゥラクと発表された。けが人のうちフルカン・オズメンさんは、脳外科で緊急手術が行われた。他のけが人の手当ては、病院の救急治療室で行われている。
*訳者注:その後の報道で、フルカン・オズメン氏の死亡が発表されている。
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( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:27312 )