サウジアラビア初、女性のための産業都市
2012年08月08日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビア初、女性のための産業都市

2012年08月08日 水曜日 『アル=ハヤート』

【リヤド:本紙】

サウジアラビア工業用地公団(MODON)は、女性を対象にした初の産業都市の計画・開発事業を開始した。これは女性による投資の吸収や多様な産業分野での雇用創出を通じて行われ、女性労働者の誘致を目的とするものである。

MODONは昨日(7日)の声明で、本事業がサウジアラビアの都市農村相のマンスール・ビン・ムトゥイブ・ビン・アブドゥアズィーズ王子による同意書の発行後に決定された事を明らかにした。この同意書はアル=ホフーフ(アル=アフサー県)における女性が働く産業都市計画を認可するものであり、同国内の諸都市での建設場所の選定の原則や、諸都市の境界内での土地や地区の割り当て、それを女性が働く産業プロジェクトに活用する事への同意を決定する同省会議での決議を履行するものである。

アル=アフサー空港近郊に位置するアル=ホフーフの女性産業都市は、サウジ国内で初の例となる。MODONは複数の政府関係機関や民間部門との協力の下、産業都市建設を目的とする産業開発のための土地の割当に尽力している。

同機構のサーリフ・アッ=ラシード総裁は、同機構が2つ目の女性専用産業都市の建設に向けて動いており、都市農村省との協力の下、国内各地で複数の産業用地取得のために働きかけが行われていると指摘した。

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

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( 翻訳者:川上誠一 )
( 記事ID:27359 )