メッカで、ギュル・アフメディネジャド会談―シリア問題
2012年08月16日付 Radikal 紙


メッカを訪問したギュル大統領は、イランのアフメディネジャド大統領とシリア問題について会談した。イスラム協力機構(OIC)第4回臨時首脳会議のためメッカを訪れたアブドゥッラー・ギュル大統領は、OICの加盟国の首脳らとそれぞれ2カ国間会談をした。

ギュル大統領は、メッカの迎賓館でOIC加盟国の各国首脳と2カ国間会談を行った。

イランのマフムド・アフメディネジャド大統領との会談では、主にシリア問題について話し合われた。ギュル大統領とイラン大統領は意見交換をし、ギュル大統領はシリアで起きたことへ遺憾の意をのべた。両国首脳は、シリアで今後なされるべきことについて話し合った。

リビアのムハメド・ユスフ・エル=マガリフ大統領とは、正午頃会談し、トルコがいかなる時も経済的・政治的にリビアの味方であることを語った。ギュル大統領は、エル=マガリフ大統領がカダフィと戦い、歴史的過程で重要な義務を負った人となりを称賛した。エル=マガリフ大統領はトルコに感謝の意を述べ、「トルコは我々にとって学校だ」と述べた。両国首脳は、今後のことについて意見を交わした。

レバノンのネジプ・ミカティ首相とも、ギュル大統領は、シリア問題について会談した。会談では、シリア問題をレバノンへ飛び火させないようにすること、2カ国間の経済的・政治的関係に前進がみられることをうれしく思うとの発言がなされた。

パキスタンのアスフ・アリ・ゼルダリ大統領との会談では、アフガニスタンとパキスタン間の関係やシリア問題について話し合われた。

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

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( 翻訳者:大久保はるか )
( 記事ID:27369 )