墓参者をだます「偽ホジャ」に、コーラン・テスト―アダナ
2012年08月17日付 Milliyet 紙
http://gundem.milliyet.com.tr/sahte-hocalar-vatandasi-kandirmis-/gundem/gundemdetay/17.08.2012/15824
http://gundem.milliyet.com.tr/sahte-hocalar-vatandasi-kandirmis-/gundem/gundemdetay/17.08.2012/15824

アダナではバイラムの前に、共同墓地で墓参者がだまされる事態を防ぐべく、偽ホジャに対してコーラン朗誦テストが行われた。

試験はアダナ広域市墓地局の専任イマームにより行われた。コーランを正しく唱えられた人にはIDカードが与えられ、一方偽ホジャは特別警備員によって共同墓地から遠ざけられた。
アダナ広域市墓地局のカミル・イエンオール局長は、この10年間、全てのバイラムで偽ホジャ対策としてテストを行っていると述べ、次のように続けた。
「バイラムで近親者のお墓参りに来る国民をその宗教心に付け込んでだまし、間違った形でコーランを唱える人々がいた。私たちはこの詐欺を防ぐために、イマーム・ハティプの監督の下テストを行うことを決めた。テストでコーランを正しく唱えた人はIDカードをつけている。国民は、IDカードを付けているホジャを選ぶ。こうすることで、人々の信仰心がだまされるのを防いだ。」

テストを行ったアダナ・アスリ墓地モスクのイマーム、ジュマリ・カラブルト師は、バイラムには何千人もの人が墓地を訪れるとして、この訪問の際には墓地の中でホジャが有料でコーランを唱えていると述べた。
間違って唱えられたコーランはその目的に適うものではないと述べたカラブルト師は、「偽ホジャが出てこないよう、毎回バイラム前にテストを行ってきた。過去に比べて詐欺師の数は大きく減少した。今は本当の意味でコーランを朗誦できる人々が来て、テストをパスした人々がIDカードを持っている」と話した。
アダナの共同墓地を訪問した市民で、歩けない程の年配者や病気の人のためには車いすサービスもある。車椅子に乗った市民の墓参には、警備員も同行する。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:27380 )