ギュル大統領、クリントン国務長官と会見、「シリアを分裂させてはいけない」
2012年08月12日付 Milliyet 紙

アブドゥッラー・ギュル大統領はアメリカ合衆国国務長官のヒラリー・クリントンと行った会合で、激しい内戦状態に陥り、分裂が懸念されるシリアについて、その一体性が保持されることが必要だと強調した。

ギュル大統領が昨晩イスタンブルのタラビヤ離宮でクリントン国務長官と行った会談は約二時間に及んだ。外務大臣のアフメト・ダヴトオールも出席したこの会合では、シリア問題が重要事項になり、儀礼的な表敬訪問というよりも、外交団どおしの会見の雰囲気となった。

会談の前に大統領府のインターネットサイトに掲載された写真の中での、ギュル大統領とクリントン国務長官の親密な様子は、印象的だった。情報によれば、ギュル大統領はクリントン国務長官との約2時間に及ぶ会談において重点的にシリアに関する事柄を話しあった。シリアを混乱に陥らせないことの重要性を説いたギュル大統領は、国家の一体性の保持に努力される必要があることを明言した。ギュル大統領はシリアの現政権が倒れた後に関しても、新政権が全勢力の代表である必要性があると強調した。

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:27386 )