ドバイ:スマートライト市場、2015年には240億ドルに
2012年08月19日付 al-Hayat 紙

■ドバイ:スマートライト市場、2015年には240億ドルに

2012年08月19日 日曜日 『アル=ハヤート』

【ドバイ:本紙】

報告書と世界的統計により、≪LED≫と≪CFL≫の二つの技術を使用する照明市場の規模は、来る2015年、240億ドルに達するであろうと推測された。これは中東地域における市民のデジタル・スマートライトの時代への移行の必要性に向けての認識の向上を確認するものである。また、ドイツのエキシビション会社「エポック・メッセ・フランクフルト」が、昨日、中東地域における第一回照明展覧会の開催についての発表を受けて配布した報告書は、この地域のスマート照明システムを採用したり、ソーラーエネルギーや再生可能エネルギーによって、広範囲に電気エネルギー消費の合理化を目的とした製品を広めるなどの方向性を示した。この展覧会はドバイで10月1日から3日まで続く。

展覧会では付随してコンフェレンスも開かれる。このコンフェレンスは照明のデザイン分野での最新のトレンドや開発に焦点を当てている。すなわち、この機会は、地域の専門家やデザイナー、エンジニア、計画責任者、開発者にとって、最も指導的な産業専門家に接触し、交流する重要な場と看做されるのである。コンフェレンスは、「Light Insight Arabia」と題して行われ、2日間の予定である。会議のプログラムは、世界の工業に影響を与える数々の重要な問題を取り扱い、将来的な産業のあり方に関して参加者が考えるよい機会を提供する。また、エネルギー・電気などのテーマ、スマート照明の解決策、合理的な照明使用を通じての莫大な予算の節減などに関する議論も行われる。また、中東における照明展覧会は、建築用断熱の分野や、電力消費の合理化の解決策、グリーン・テクノロジー利用などの点で、世界各国からの専門家、照明界のデザイナー、開発者、関係スタッフの参加により、利益を得るべく努めている。

「Epoc社」の調査・研究部は、GCCにおける、夏期の電力消費量は増加すると予想する。エネルギー使用の合理化の重要性を際立たせるものは、新築の建物での断熱材採用による解決と、段階的なその実用化に関する議論であり、また、「LED」技術採用を通じて、CO2年間排出量510万トン以上を抑制するために、電力消費合理化キャンペーンの強化や、次世代スマート建築、グリーン・テクノロジー技術の採用を促すことである。

また、照明システムの「General Electronic」社は、「Light Insight Arabia」のコンフェレンスにおいて、電力消費削減の技術の利点と市場拡大と技術革新の関係の立証に関する研究報告を発表する予定である。

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( 翻訳者:林まり )
( 記事ID:27402 )