エジプト:世銀より労働集約産業への投資資金調達のために2億670万米ドル
2012年08月24日付 Al-Ahram 紙

労働集約産業への投資資金調達のために2億670万米ドル

2012年8月24日 『アル=アハラーム』

【ムハンマド・ムスタファ―・ハーフィズ】

 計画・国際協力相であるアシュラフ・アル=アラビー博士は、労働集約産業向け緊急投資プロジェクトへの資金調達のため、に2億ドルの借款協定に調印した、と述べた。同氏がエジプト政府を代表し、世銀側の代表は世界銀行中東・北アフリカ地域総局担当副総裁のインガー・アンダーセン氏であった。
同様に、開発社会基金事務局長であるガーダ・ワーリー氏は、同基金を代表して実施計画協定に調印し、アンダーセン氏は同協定に世銀を代表して調印した。
 

 計画・国際協力相は、「世銀の副総裁が政府関係者らと会談した後、ヒシャーム・カンディール首相の出席のもと調印が行われた。それは、今年の7月1日から来年の12月31日までの間に、エジプト政府と世銀間での将来的な協力関係の強化について協議するためのものだった。それに加えて、世界銀行中東・北アフリカ地域総局副総裁インガー・アンダーセン氏と協力関連案件について現在の立場を協議した。その案件には、総額37億7300万ドルに上る現在進行中の18のプロジェクトが含まれている。そのプロジェクトの資金調達は、農業・灌漑・電気・エネルギー・下水道のためのインフラ設備・鉄道・カイロ空港の改築などの部門に対する借款を通して行われるものだ。それは、世銀が総額2940万ドルの11件の助成金を提供しているのに追加してのことである。」と付言した。

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( 翻訳者:西舘康平 )
( 記事ID:27437 )