ギュナイ文化相、殉職者葬儀の軍楽隊を制止。「参列者は宗教的葬儀を望んでいる」
2012年08月24日付 Cumhuriyet 紙


シュルナクのウルデレ郡で殉職したジャンダルマ軍警察軍曹オスマン・チェリキの葬儀に参加した文化観光大臣エルトゥールル・ギュナイは、殉職者の棺が砲架に乗せられて運ばれる際、軍楽隊による葬送曲の演奏はやめるよう求めた。

シュルナクのウルデレ郡で殉職した郡警察軍曹オスマン・チェリキの葬儀に、文化観光大臣エルトゥールル・ギュナイが参列した。ギュナイ大臣は、葬儀の礼拝がなされた後、埋葬されるため人々の肩に担がれた殉職者の棺が砲架に乗せられ運ばれる際、軍楽隊により演奏される葬送曲を、「みなはアッラー・アクバルと唱えるつもりなのだから、絶対に」と言って制止させた。

ギュナイ大臣はこの一件の後、次のように述べた。「しきたりを重んじる葬儀において、都市部では軍楽隊が葬送曲を演奏するのは自然なことである。しかし、ここは小さな村である。人々は辛いことをどうにか耐えようと思っている、亡くなった子供たちを「アッラー・アクバル」という祈りの言葉で最後の旅に旅立たせたいと思っている。こうした思いを尊重すべきである。私も人々のこの思いに応えつつ、やるべきことをやったのだ、つまり軍楽隊が葬送曲を演奏しないよう求めたのだ」

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( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:27444 )