披露宴の写真はどこで
2012年09月02日付 Yeni Safak 紙


花嫁花婿は、結婚アルバムのために写真館へ行くのではなく、ボスフォラスを臨むイスタンブルの森林や公園、庭園を好むようになっている。

人生で最も素晴らしい日の一つである結婚式を、最も美しい写真で思い出に残したい人は、スタジオでの撮影の代わりにイスタンブルの宮殿、公園、庭園を撮影場所として選択するようになった。

アタシェヒルで店を開いているウチレンキ写真館協会のエルカン・シムシルさんがアナトリア通信に語ったところによると、約4年間行っている野外での撮影が、国外、特にアメリカからの影響でポピュラーになり、人々はこれまで習慣になかった野外での撮影を選ぶようになっているという。シムシルさんは、「人々が野外での撮影を選ぶので、スタジオでの撮影が減少しています。野外での撮影は、スタジオでの撮影に比べて高価なので、スタジオでの撮影も続けています。私たちのスタジオもまた、需要ある、活用されるべき場所なのです」と述べた。

■「カップルにはそれぞれの要望がある」

カップルの様々な要求を受けて、アンティーク傘、トルコ帽、飛んでいる風船、シャボン玉といったいろいろな小道具が使用されていると述べたシムシルさんは、最近の事例として、先月サパンジャ湖で、通常の撮影後に、カップルが結婚式後の服装のままで湖に入ったシーンを撮ったと紹介した。

■野外の撮影場所

結婚式や特別な日のための撮影は、撮影場所によりその値段も異なる。写真撮影のために好まれるユルドゥズ公園とウルス公園、エミルガンの森では全く料金を取らないが、ユルドゥズ宮殿、キュチュクス宮などでの料金は、1時間あたり1500リラ払う必要がある。
写真撮影を野外で行いたい人のために有料無料の撮影場所を以下に紹介する。

アイナルカヴァク宮、ベイコズ宮、フロルヤ・アタテュルク宮、キュチュクス宮、マスラク宮、ウフラムル宮、ユルドゥズ宮殿の庭…1時間あたり1500リラ
ラヒミ・コチ美術館…300リラ
ミニアテュルク…200リラ
バフチェキョイ・アタテュルク樹木園…イスタンブル大学の森林学部所有の場所である。写真撮影の料金は150リラ
ハイダルパシャ車庫…150リラ

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:27512 )