イスタンブル広域市が公共交通(大量輸送)システムを充実させる目的で開始した「バス専用レーン」の運用が、昨日の午前7:00〜10:00、午後16:00〜20:00に、初めて行われた。
試験試行地区に指定されたミッレト大通りとマフムトベイ通りには多数の警官が配置された。
カーディル・トプバシュ市長は、「われわれがヨーロッパで視察し、検討してきたシステムである。公共交通システムをさらに推進するために、行うのがこれである」と述べた。
交通ラジオ放送局幹部のジェザイル・ドアン氏は、運用初日のためミッレト大通りにでは、レーンに進入する車両を多数の警官が制止していたと述べ、「この先どうなるのかわからない」と述べた。
■ゴミ収集車の影響!
右車線からターン(右折)しようとする車とゴミ収集車がバスの走行を妨げてしまうということが、初日に明らかとなった問題点であるが、ドアン氏は専用レーン運用に希望を抱いている。
「これはヨーロッパではよく用いられるやりかたです。運転手らは次第に慣れますし、イスタンブル全体に拡大すれば有効な結果をもたらすことになる」
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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:27524 )