県知事の軍参謀総長への無神経なプレゼント―25人死亡の爆発後
2012年09月07日付 Milliyet 紙
アフヨン県イルファン・バルカンルオール知事が、25人が亡くなった爆発事故後現場調査のためアフヨンを訪れたネジデット・オゼル軍参謀総長に対し、通常の表敬訪問の際のようにたくさんの贈り物をしたことで、世論を驚かせている。
アフヨンカラヒサル県庁は、ネジデット・オゼル軍参謀総長がアフヨン県庁を訪れた際に撮影された写真を解説付きで県のインターネットサイトに乗せた。
報道では、軍用機でアフヨンカラヒサルに降り立ったオゼル総長は、イルファン・バルカンルオール知事、ブルハネッティン・チョバン市長、オクチン・アクシット軍警察司令官、イスマイル・トゥルクメンリ警察署長によって迎えられたとし、ネジデット・オゼル軍参謀総長がメテ・サラチュ上級軍曹殉職記念兵舎で約2時間調査を行ったと伝えている。オゼル総長は、調査の後アフヨンカラヒサル県イルファン・バルカンルオール知事の知事室を訪れたとし、次のように報道している。
「知事室の受付で来賓記帳簿にサインしたネジデット・オゼル軍参謀総長は、イルファン・バルカンルオール知事訪問の記念に、参謀指令本部のプレートを献呈した。陸軍兵站司令部アデム・フドゥティ総長、陸軍司令部弾薬庫部セルチュク・バイラックタルオール総長もコンヤ県軍警察地方司令官シャファック・カラコチュ総長も随行したこの訪問において、ネジデット・オゼル軍参謀総長は、今回の痛ましい事件によって命を落としてしまった兵士の家族や親戚、同僚そして全てのトルコ国民全員に、お悔やみ申し上げると共に耐え抜いてほしいと願っていた」
バルカンルオール知事は最後に、ネジデット・オゼル軍参謀総長に訪問記念としてアフヨン大理石製のチェスセット、手作りのバヤットキリム、そして独立戦争のシンボルともなっているウトゥク・アヌトゥ(勝利の碑)が描かれているプレートを贈ったことが明らかになった。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:入口 愛 )
( 記事ID:27551 )