サッカーワールドカップ予選、初戦落とすー対オランダ戦
2012年09月08日付 Hurriyet 紙


2014年ワールドカップ予選Dグループの第一試合では、トルコナショナルAチームはオランダでのアウェイ試合となり、2-0で試合に敗れた。

アムステルダム・アリーナ・スタジアムで行われた試合をトルコは華麗にスタートさせた。試合開始直後にオメル・トプラク選手がゴールに急接近したのだ。試合前半、ボールはアルダ・トゥラン選手、そして各ポジションから空手で戻る月・星(トルコ)の選手らへ渡り、ウムト・ブルト選手のヘディングはポールに跳ね返された。
オランダの勝利ゴールは、17分にロビン・ファン・ペルシ選手、そして延長2分のアディショナルタイムにルシアーノ・ナルシン選手が決めた。試合は2-0でホームチーム優勢のうちに終了した。

Dグループでのトルコの次の試合は、9月11日シュクリュ・サラチオール・スタジアムで行われる対エストニア戦だ。

会場:
アムルテルダム・アリーナ
審判:
カルロス・ベラスコ・ カルバジョ 、ロベルト・フェルナンデス、ファン・カルロス・ヒメネス(スペイン)
オランダ:
ティム・クルル(ゴールキーパー), ダリル・ジャンマート(途中交代60分:リカルド・ファンライン) ,ヨン・ハイティンガ (途中交代85分:ロン・フラール), ブルーノ・マルタン・インディ, イェトロ・ヴィレムス、ジョーディ・クラシ(途中交代50分:レロイ・フェル)、ルシアーノ・ナルシン、ケヴィン・ストロートマン、ロビン・ファン・ペル シ、ヴェスレイ・スナイデル 、アリエン・ロッベン
トルコ:
トルガ・ゼンギン、ハサン・アリ・カルドゥルム、セミヒ・カヤ、エムレ・ベロゾグル(途中交代60分:ヌリ・シャーヒン)、ハミト・アルトゥントプ、ウム ト・ブルト、トゥナイ・トルン(途中交代81分:メブリュト・エルディング)、アルダ・トゥラン、メフメト・トパル、, オメル、セルジャン・サラレル(途中交代69分:ブラク・ユルマズ)
ゴール:
17分:ロビン・ファン・ペルシ、延長2分アディショナルタイム:ルシアーノ・ナルシン(オランダ)
イエローカード:
42分:ハサン・アリ、66分:トゥナイ・トルン(トルコ)、88分:イェトロ・ヴィルムス(オランダ)

■グループ内の他の試合結果

トルコが振り分けられている2014年ワールドカップ予選Dグループでは、アウェイのルーマニアがエストニアを2-0で下し、またアンドラ公国はホームでハンガリーに5-0で敗れた。
以上の試合結果から、ハンガリーがグループ内第1位となっている。

エストニアは次の試合ではアウェイ戦となり、トルコチームと対戦する一方、ルーマニアは自分たちのフィールドにアンドラ公国を迎え、ハンガリーもホームでオランダを迎える。

■スタンドにトルコ人1万7500人

FIFA2014年ワールドカップ予選Dグループでの第一試合、オランダと対戦したトルコのナショナルAチームをヨーロッパに暮らすトルコ人が放っておくはずがなかった。オランダをはじめ、ドイツ、ベルギーなどの近隣諸国からやってきた在外トルコ人は、何時間も前から試合会場であるアステルダム・アリー ナ・スタジアム前に集まり、トルコチーム応援に盛り上がっていた。手にトルコ国旗を持って集う在外トルコ人のパフォーマンスには、時折オランダ側サポー ターも加わっていた。
5万人収容のアリーナ・スタジアムのチケットが完売するなか、トルコ側サポーターらが約1万7500枚のチケットを確保したことが明らかになっている。試合に対するトルコ人の高い関心は、試合数日前からのチケット転売の原因となったが、サポーターらは違法売買にもかかわらずチケット高価格で取引されていると口にしていた。

■黙とう

今週亡くなったエスキシェヒル・スポーツのエディズ・バフティヤルオール選手と、アフィヨンカラヒサルでの爆発で命を落とした人々への追悼として、試合前に1分間の黙とうが捧げられ、ナショナルチーム選手らも腕に黒い喪章を付けてフィールドに出た。試合開始時には、両国キャプテンが観客にアピールし、友好的な試合になるよう宣誓した。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:27557 )