ハッキャーリで遠隔操作の地雷爆発、兵士4人殉職
2012年09月15日付 Radikal 紙


ハッキャーリとチュクルジャを結ぶ幹線道路を通行していた軍の一隊が計画的な爆発テロに遭い、兵士4人が死亡、5人が負傷した。

ハッキャーリ市街から35キロ離れたオウル村付近で、昨日の昼ごろ爆発が起こった。軍隊が通る道に仕掛けられた爆発物は、遠隔操作で爆発させられていた。この爆発で4人の兵士が犠牲になり、5人が負傷した。

爆発発生後、この地域で軍事作戦が展開された。ハッキャーリ山と特殊師団基地からは多くのヘリコプターが飛び発ち、その先の地区から戦闘音が聞こえてきたことが明らかにされた。

■交通を封鎖し、ヘリコプターから爆撃

道路は安全のため封鎖された。この地区でコブラタイプのヘリコプターが捕捉された標的を攻撃した直後、山や丘で煙が発生したのが確認された。たくさんの装甲車が援軍に送り込まれる中、そこかしこで衝突がおき、救急車も出動したことが明らかにされた。

■県の声明

この爆発について県は次のように声明を出した。
「2012年9月5日14:00時頃、ハッキャーリ・チュクルジャ線道路で地雷捜索を行っていたわが軍に対し、穴に仕掛けられていた遠隔式EYP型地雷で攻撃がなされた。結果、4人の兵士が殉職し、5人が負傷した。この地区でのテロ対策活動は注意深く続けられている。殉職した兵士に神の御加護を、負傷した兵士の速やかな快癒を、そして親族の皆さんと親愛なる市民の皆さんがこの悲しみに耐えられることを祈ります。」

爆発で殉職した26歳のヒクメト・ギュレル上級軍曹の出身地であるマニサ県デミルジ郡のユムクラル村へ届いた知らせは村を喪に包み込んだ。結婚2年目だったヒクメト・ギュレル上級軍曹の訃報はヤルチュン・セズギン・デミルジ郡長とバイラム・タハノール郡軍警察司令官により伝えられた。殉職の報に父親のムアンメル・ギュレルさんは涙をこらえきれず、妻のディレキ・ギュレルさんと母親のナディリイェ・ギュレルさんは失神した。

攻撃で殉職したハーカン・チャカルさんは兵役6ヶ月目で、兵役に行く2週間前に結婚していたという。今回マニサ県のギョルマルマラ郡に届いた訃報は、この10日で郡へ届いた2通目の訃報となった。

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( 翻訳者:山本涼子 )
( 記事ID:27608 )