■大部分のアラブ株価の上昇と日常取引の減少
2012年9月22日(土曜日) 『アル=ハヤート』
【クウェート、ドバイ、本紙】
アラブのほとんどの金融株価指数は上がり、10市場で値上がり、3市場で値下がりした。クウェート国立銀行の週間報告によれば、上昇した国は、エジプト(3%)、ドバイ(2%)、パレスチナ(1.7%)、クウェート(1.5%)、バーレーン(1.1%)、カタール(0.4%)、ヨルダン、UAE(それぞれで0.3%)、レバノンとオマーン(それぞれ0.2%)、であり、一方下落したのはチュニジア(4.5%)、モロッコ(1.9%)、サウジアラビア(0.7%)である。
サハラグループの代表者のアフマド・ムフィード・アッ=サーマラーイー氏の週間分析によると、「全体的にアラブ市場は好調だった。株は取引レートの水準や、その規模、また取引された株価の値動きにより乱高下した。また多くの株式市場で、日々の株取引では、終了域で、高い割合での取引株の明確な下落が見受けられた。この下落は一部の取引において蔓延した懸念と警戒によるもので、上昇・下落の全ての可能性は依然として残っている、とのことである。
また彼は一連の取引では、四半期決算や世界的な財政・経済の発展の予想によりもたらされた安定化の欠如と、急速な利食いと選択的な投機が同時進行し、また一方で、現金取引レートの下落継続の結果、株価指数はグリーンゾーンにおける逆鞘を伴って終了したことを指摘した。
この取引の間、乱高下は取引されたキャッシュ・フロー・レートに左右され、これを取りまく諸要素によって、記録された取引活動ペースの低下を見るにいたった。そして米国中央銀行において採択された量的貨幣政策の方策実施の結果あらわれた潜在的なインフレのリスクを回避する傾向は、投資者が、金を買い、それを保持し、また株式市場での間接投資を若干控えることを好感する主原因となった。その一方で、取引ペースやレートを上昇させる内的刺激も見られた。
(後略)
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( 翻訳者:佐々木このみ )
( 記事ID:27673 )