夏時間に固定化方針、またまた延期―10.28から冬時間
2012年09月22日付 Radikal 紙
夏時間採用(夏の間1時間時間を早め、秋に1時間戻す)が2013年も続く・・・。廃止の方向での議論も行われる一方で、技術的理由により延期となってきたが、今のところ2014年3月に廃止される模様・・・。
近年ずっと廃止されると発表されていた夏時間採用が、この2013年にも続くようだ。エネルギー省が「人々に対し心理的によくない影響がある」という理由で2013年に終わらせることを計画していた夏時間採用は、技術的理由によりもう1年延期となった。もしもまた変更がなければ、時間は2014年3月に最終的に1時間進めて、それで固定化される。
エネルギー省では、新しい時間制度導入に関し法案の準備を進めている。1925年に出された「1日24時間制に関する法」に変更がなされることになる調整案では、現行法に記載されている「グリニッジ標準時より経度30度+の等時帯の時刻を全トルコ共和国の標準時刻とする」という内容が、「グリニッジ標準時より経度45度+の等時帯の時刻を全トルコ共和国の標準時刻とする」に変更される。
このようにして、時間計算においてイズミットを通る経度30度(GMT+2)の代わりに、ウードゥルを通る経度45度(GMT+3)の等時帯が基準となる。こうして、+60分の時差が生まれる。
■新方針は2014年に
エネルギー省は、法案に関する準備を理由に、時間制度が2013年ではなく2014年3月に「固定化される」と述べた。
■10月28日に冬時間に戻る
エネルギー省は、今月末に、10月27日(土)深夜から10月28日(日)未明にかけて時間を一時間戻すことを明らかにし、「2013年3月には時間を1時間早める。同年の10月に1時間戻す」と述べた。
同省関係者は、2014年3月に最終的に時間を1時間進め、固定化すると述べた。トルコの標準時子午線を経度45度にすることで、一部の国との時差がさらに開くことになる。トルコは現在東ヨーロッパ諸国との時差がない。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:倉田杏実 )
( 記事ID:27689 )