マルジャエ・タグリードら、物価高騰問題の解決の必要性を強調
2012年09月22日付 Jam-e Jam 紙

マカーレム師「国民は、独立を守るためには対価を支払わねばならないことを心得ている」

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、国会の「宗教指導者議員連合」所属の議員らとの面会の中で、社会が今抱えている経済問題や物価高の問題について指摘し、「住宅の賃貸料は狂乱状態にあり、外貨問題も現実的・精神的影響を〔人々に〕与えている」と述べた。

 同師はさらに、「この問題は極めて重要であり、政府が単独で決定を下せるものではない」と言明した。

 アーヤトッラー・マカーレム・シーラーズィーはまた、「もちろん、国民は独立を守るためには対価を支払わねばならないことを心得ている。しかし同時に、我々〔=体制関係者〕が経済問題を解決できなければ、〔体制に対する国民の〕支持も徐々に失われていくだろう」と語った。

 アーヤトッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーも国会の「宗教指導者議員連合」所属の議員らとの面会で、国が今抱える経済問題や物価高の問題について触れた上で、次のように付け加えた。「もし国内の経済問題が解決しなければ、他の領域や問題にもその影響が及ぶだろう。それゆえ、国会に所属する宗教指導者たちは、この分野における〔政府に対する〕自らの監督責任をきちんと果たす必要があるのだ」。

 同師はさらに、「物価高とインフレが沈静化すれば、国民のイスラーム体制への信頼はより高まるだろうが、もしそうでなければ、将来より大きな困難に直面することになるだろう」と続けた。

 アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーも国会の「宗教指導者議員連合」所属の議員らとの面会で、国民は物価高に苦しんでいると指摘した上で、「物価高とインフレの解決に向けた本格的な対策が必要だ」と述べ、さらに「多くの国では、長期間にわたって物価は安定しているようだ」と語った。

 マルジャエ・タグリードである同師は加えて、「一部の国では、一つの商品は〔国内の〕どの街でも同一価格であるが、残念ながらイランではそうなってはいない。街ごとに、場合によっては一つの街の中ですら、物の価格は場所によって異なっているのである」と述べた。

 同師はまた、我々が伝え聞いている伝承の多くで、利息(リバー)は非難の対象となっていると指摘した上で、「残念ながら、我が国の銀行では利息が一般的で自明のものとなっている」と続けた。

 同師はその上で、「国会はこの分野に介入し、イスラームの法規則に基づいて〔国の〕法律や法令を編むべきだ」と強調した。

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:27698 )