トルコシリア国境で再び山火事―シリア側から延焼
2012年09月29日付 Hurriyet 紙


シリア・イドリブ市のトルコ国境付近にある森林から火災が発生し、ハタイ・ヤイラダウ県へと延焼した。そのため、火災延焼の危険により第三国境警備隊管轄のチャルボアズ駐屯所は避難した。

イドリブ市にあるハラブジョズ村森林地区において昼頃火災が発生した。原因はまだ不明である。シリア側は消火活動に当たらず、火災は風の影響もあり短時間で燃え広がりヤイラダウ県・ギュヴェチ村国境へと達した。そのため、ヤイラダウ森林管理班が消火活動に当たった。ヘリコプター1台とスプリンクラー4台での消火活動がなされたが、この火事により5ヘクタールの土地が被害を受けたとされている。

風の影響により消火活動苦戦

火はギュヴェチ村国境にまで広がり、ヤイラ森林管理班が消火活動に当たったが風の影響により苦戦を強いられた。約50ヘクタールの森林に被害をもたらし、30台のスプリンクラーと2台の大型消防機器を用いた消火作業が続いているが、住宅地まで延焼することが懸念されている。この地での消火作業が休みなく続いている。

駐屯所、避難

風の影響により消火に苦戦を強いられたが、消火のための作業が続けられている。ヤイラダウ第三国境警備隊管轄のチャルボアズ駐屯所は火災延焼の危険により避難した。駐屯所にある機材も軍用車によって安全な地域へと移動させた。約200ヘクタールの森林が被害を受けているが、火が住宅地に広がる前に消火するための作業が続いている。

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( 翻訳者:入口 愛 )
( 記事ID:27727 )