サウジアラビアからシリア避難民にコンテナ住宅―キリスの2千戸
2012年09月29日付 Yeni Safak 紙


首相府災害緊急事対策庁(AFAD)とサウジアラビアのリリーフ・コミュニティーズ&キャンペーンの間で署名された議定書により、キリスへ1万人収容可能の仮設住宅が建設されることになった。

「トルコ・サウジアラビア『手に手を』キャンペーン」の枠組みにもとづき、サウジの支援団体の代表者であるハリード・アッ=サラーム氏とAFAD長官フアト・オクタイ氏がシリア国民のための援助物資の議定書に署名した。オクタイ氏は議定書の調印式のスピーチで、9万1219人のシリア人がキャンプに住んでおり、この数字は日々増加していると述べた。

■社会的設備の整った1万人収容可能なキャンプ

(このサウジの)支援組織は、AFADの指定したキリスの場所に、AFAD本部の管轄の下で十分な社会的設備と基礎を備えた1万人収容可能なの2000戸の仮設住宅キャンプを作る。また、運営経費も負担する。また、(この)支援組織は、
シリア国民が暮らすトルコ国内のテント村と仮設住宅地で使われる10台の救急車と4台の霊柩車も購入する予定という。さらに、AFADが指定した場所にプレハブの病院を建てることも予定している。

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( 翻訳者:河又香留奈 )
( 記事ID:27733 )