教育相、新1年生の選択授業の結果発表―「コーラン」選択は48万人
2012年10月01日付 Yeni Safak 紙
オメル・ディンチェル教育相は、2012年の教育に関するデータを発表した。それによると、新1年生の59万3000人が算数を、49万5000人が外国語を、そして47万9000人がコーランの授業を選択した。
オメル・ディンチェル国民教育相は、昨年度はおよそ128万5千人の生徒が小学校に入学したと話し、次のように述べた。
「今年はおよそ175万8千人が学校生活をスタートした。追加入学者が加わったために、昨年と比べ生徒数が急増しました。生徒のなかには月齢60か月から66ヶ月の児童もおり、その数はおよそ12万人にのぼります。
生徒のうち59万3千人が算数を、49万5千人が外国語を、そして47万9千人がコーランの授業を選択しました。
また、およそ1万7千人近い教師がおり、そのうち2万5千人ほどが配偶者の事情で転勤を希望してます。配偶者の事情(での転勤希望)には、これまでにその95%を認めてきました。現在、配偶者の事情で辞令がでないと主張する教師は、おそらく1000~1500人ほどでしょう。私たちは手を尽くしています。
学習塾の閉鎖については、習熟度判定試験(SBS)、学習塾、高校相当学校などに関して2013年のうちに決定します。おそらく、2013-2014年度までに、これらについて多くの戦略を実行に移すことができるでしょう。」
また、年に一度だけ行われる試験が社会で大きな重圧になっていることについて、「我々はこれほど緊張感のあるストレスで満ちた試験から解放されなければなりません。大学入試一次試験(YGS)を年に複数回行い、生徒たちに人生がたった一度の試験では左右されないことを教えたい。TOEFLのように子どもが自分で準備ができたと思った時に、年に数回行われる試験に申し込んで入試を受ける、その中で良かった点数を利用できるようになる。これが入試改革です。これはただの制度の変更ではないのです」と話した。
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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:27745 )