■サウジアラビア、9月に120億ドルの損失
2012年10月2日『アル=ハヤート』
【リヤード:アブドゥ・アル=マフディー】
先月9月の取引関係によるサウジ資本市場の会社の株の成長は、8月に達成した利益の後に投機家からの売りのプレッシャーをかけられたことにより、影響を受けた。またそれは3.79%株価の利益を押し上げ、石油化学製品に影響する石油価格にも変動与えた。また、9月中は年間株価が4.19%後退し、先月月末の7139.01ポイントの内299.18ポイント減額して6839.83ポイントになった。また、最近の損失は取り除かれたが、年初頭以来の利益は422.1ポイント、つまり前年の3.07%の損失に対して、6.58%減少した。
9月の取引は8月と比べ、出来高の割合において増加し、また、中小企業の株は思惑の増加の結果、最も盛んに取引された。その中には「保険」部門があり、35.4%の市場通貨量を獲得し、これにより値上がり株がもたらされた。一方、主要企業の出来高は限定された。そして、「銀行」部門の株は現金取引で5.8%に達し、「石油化学製品」部門は14%を獲得した。
取引の立会い
取引の立会いは21回に達した。その内6つの株価が上昇し、最大の増加は0.86%だった。一方で15の立会いにおいての株価が下落し、最大の損失としては1.42%を記録した。またサウジは月末の市場価値が先月の1兆418億から1兆373億リアルに下落した後、先月450億58万リアル(120億15万ドル)、すなわち3.21%の損失を出した。
これは株取引を行った154の企業のうち、121の企業の株価下落を受けて起こった。一方で、33社の利益が上昇し、市場通貨量は1030億リアルから1280億リアルに増加した。増加率は25%である。また、取引額は13%増加して、280万の取引で46億4000万株に達した。
「保険」株価
「保険」株価は市場の下落傾向に反して、3.9%跳ね上がった。一方で14部門の株価が下落し、その最大のものは、「メディアと出版」の株価であった。これは、10%後退し、これに、「不動産開発」部門の株価が8.33%と続いた。一方、「銀行」株価は5.14%、「石油化学製品」の株価は3.85%下落した。先月の主要取引の中での最高株価は、「Gulf General Cooperative Insurance Company」の 53.73%上昇で77.25リアルに、これに「Amana Cooperative Insurance Co」の45.14%増、254リアルが続いた。また、一方「アル=バーハ」の株価は26.09%増しして18.70リアル、「SABIC」の株価は1.09%に下落、91リアルとなった。
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( 翻訳者:林まり )
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