トルコ全土で開設されたイマーム・ハティプ中学校の内、イスタンブルの3校をはじめとした73校で学生登録が行われなかった。

国民教育省からの情報によると、義務教育を12年に引き上げ、世論では4+4+4法として知られる法改正の後、開設されたイマーム・ハティプ中学校において、先週までに計10万9810人の学生登録が行われた。

トルコ全土で、独立校733校を含む計1141のイマーム・ハティプ中学校が開設された。イスタンブルでは91の独立校を含む124校のイマーム・ハティプ中学校が開設され、今日までに計2万95109人の学生登録が行われた。

全国で新しく開設された独立イマーム・ハティプ中学校の内、イスタンブルの3校をはじめとした73校で一人の学生登録も行われなかった。

■イスタンブルのイマーム・ハティプ中学校の状況

イスタンブルのユヌス・エムレ、ニハト・サーミ・バナルル、ミーマール・スィナンのイマーム・ハティプ中学校で、学生登録は行われなかった。

ウムラニエのナムク・ケマル・イマーム・ハティプ高校の開校の承認が遅れていることを受け、イマーム・ハティプ中学校に高等部の開校承認を行うために、生徒の登録は行われなかった。ナムク・ケマル・イマーム・ハティプ高校内に開設されたイマーム・ハティプ中学校には合計176人が登録した。

スルタンガーズィの移動教育センターであるミーマール・スィナン・イマーム・ハティプ中学校では区国民教育局長からの通達で学生の受け入れが行われなかった。近隣にあるメフメト・アーキフ・エルソイ・イマーム・ハティプ高校内に開設された中学校には354人、ファーティフ・スルタン・メフメト・イマーム・ハティプ中学校には519人の生徒が登録を行った。

この他、ベシクタシュで開校されたベシクタシュ・メフメトチキ・イマーム・ハティプ中学校に3人、ビュユクチェクメジェ区のカミロバ・ベヤズラル・イマーム・ハティプ中学校に4人、スィリヴリ区のバラバン・イマーム・ハティプ中学校には７人が入学申請を出した。

トルコ全土の73のイマーム・ハティプ中学校で十分に生徒が集まっていないため、新たに審査が行われている中学校の閉校が議論されている。

（本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。）

Tweet

この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:山本涼子 ）
（ 記事ID:27790 )