新教育システムにおもちゃ業界にんまり
2012年10月07日付 Zaman 紙


新教育システムに制定された4+4+4制度の適用により66ヶ月(5歳半)の児童ら12万人が就学することは、おもちゃ業界をも活性化させた。

児童らが就学して最初の数週間をおもちゃで遊んで過ごすことや、学校の図書館におもちゃコーナーが設置されることは、おもちゃ会社の顔をほころばせた。木材から製造されたオーガニックのおもちゃを世界各国へ輸出するネヴァ・トイズ社のムラト・エトゥリCEO(最高責任者)は、(今までは)幼稚園や保育園向けにオーガニックのおもちゃを製造してきたと述べた。今回新たな教育システムにて、児童らのために遊戯の授業が設けられることや、図書館におもちゃが備えられることが決定した。この適用範囲内で試験場所として選ばれたいくつかの学校にて、この度初めての適用が始まった。製品を完全にオーガニックの塗料やバクテリアの住処となっていないブナ材から製造しているため、非常に多くの注文を受けていると話すエトゥリCEOは、「知能を発達させるおもちゃのセットをはじめ、われわれの製品が数多く図書館や教室に置かれることとなった」と述べた。安価で健康に害を及ぼす可能性のある中国製品に対抗して木材によるおもちゃの製造を始めたと強調するエトゥリCEOは、アナトリアが失いつつあるコマや風車、そしてナスレッティン・ホジャ人形といったおもちゃを再び製造していくと話した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:27806 )