アーヤトッラー・アフマド・ハータミー「困難解決の唯一の方法は責任者らの一致団結」
2012年10月06日付 Jam-e Jam 紙

ゴム金曜礼拝導師「イラン国民が制裁に直面して、敵に屈服するようなことはない」

 テヘラン臨時金曜導師はいくつかの問題に触れた上で、「これらの困難を解決する唯一の方法は、責任者らが互いに、そして国民とともに協力し、心を一つにすることである」と強調した。

 アーヤトッラー・セイエド・アフマド・ハータミーはテヘラン金曜礼拝の説教の中で、「もし社会に信仰と敬虔の2つの要素が存在するならば、神はその社会が直面する困難を解決なさるだろう」と指摘した上で、次のように述べた。「〔…〕経済的な圧迫の一部は制裁によるものである。もちろん、我々は現実を認識しなければならない。制裁以外の部分を見逃してはならない」。

 同師は〔国による〕誤った政策を見逃してはならないと強調し、「誤った政策ということばで、私は〔三権のうちの〕一つを念頭に置いて、〔政策を改めるよう〕語りかけるつもりはない」と述べた上で、「三権〔=政府、国会、司法〕がそれぞれ互いに協力し、〔経済的な〕圧迫を軽減しなければならない」と付け加えた。

ザンジャーン金曜礼拝導師「抵抗経済には国民的意志が必要」

 ザンジャーン金曜礼拝導師も、「抵抗経済には責任者らの強い意志と確固たる決意、そして綿密な計画が必要である」と述べた。

 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン・アリー・ハータミーは金曜礼拝の説教の中で、次のように述べた。「イスラームの敵は〔自らの非を〕投影し悪用するための、どんな些細な口実をも探し求めている。国民や責任者らは、このことについてしっかりとした意識を持つ必要がある。怠慢によって経済戦争の成果を敵の手に譲り渡すようなことがあってはならないのだ」。

 同師はさらに、「昔と同様に今も、国民にとって問題となることを引き起こすことで、社会不安を惹起させようと目論んでいる者たちがいる。我々は皆で協力して、社会問題の解決に努力しなければならない」と付け加えた。

ゴム金曜礼拝導師「敬虔さを守ることで、問題解決に向かって協力せよ」

 また、ゴム金曜礼拝導師は「イラン国民が制裁に直面して、敵に屈服するようなことはない」と述べた。

 アーヤトッラー・オスターディーは金曜礼拝の説教の中で、次のように述べた。「体制を守るために殉教者を提供し、多くの自己犠牲を払ってきたイラン国民は、自らの責務を認識している。さまざまな圧力に耐えてでも、敵の策略に屈服するようなことはないだろう」。

 同師は聖コーランの章句に言及した上で、人間の社会生活も敬虔の一部であるとし、「社会のあらゆる人は敬虔でなければならない。つまり国家に何らかの困難が生じた場合、敬虔さを守ることで、この困難を解決するために協力することが必要なのである」。

〔…〕

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:27809 )