児童結婚、依然14%?―英インディペンデント紙報じる
2012年10月08日付 Milliyet 紙
10月11日に「国際少女の日」が初めて祝われるにあたり、トルコの児童結婚問題に再び注目が集まることになった。インディペンデント紙によれば、トルコの児童結婚率は14パーセントにのぼる。
イギリスのインディペンデント紙は、「忘れられた少女たち:2020年までに15才以下の5千万の少女が花嫁に」という見出しの記事を掲載。政府と国連、支援団体が提案し、今週初めて祝われることになった「国際少女の日」に着目した。
■「少女たちの子供時代が奪われている」
国連人口基金のババトゥンデ・オショティメイン事務局長は同紙に対し、「これは、結婚すること、もしくは大人になるということがどういった意味を持つかさえ分からない子供たちが結婚させられているということだ。少女たちの子供時代が奪われている。心構えもできないうちに子供ができ、世代間に渡る貧困がある。我々はこのおぞましいループを断ち切らなければならない」と語った。
同記事ではまた、バングラデシュが世界でもっとも児童結婚の割合が高い国であると指摘。児童結婚は南アジアで最も頻繁であり、そこでは18歳未満の結婚割合が46パーセントであると述べられた。
18歳以下の児童結婚の割合がヨーロッパでもっとも高い国として、グルジアが17パーセント、トルコが14パーセントであることが強調された。
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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:27816 )