イラン・イラク両国間で防衛協力文書が調印
2012年10月07日付 Jam-e Jam 紙

 イランとイラク両国の国防相が参加した式典において、両国間の防衛協力文書が調印された。

 イラン学生通信(ISNA)によると、以前両国間で交わされたいくつかの覚書をもとにして作成されたこの防衛協力文書のなかで、双方は防衛関係が日一日と拡大していることについて強調し、これらの覚書を実行に移すことが、その他の分野でのあたう限りの関係強化をもたらし、域内の平和と安定の一助となるとの認識を示した。

 イランの国防軍需相、及び同行した国防関連の高官団はイラク訪問中、同国の大統領、国会議長、国防相、軍統合参謀本部長、ならびに一部の政治責任者・宗教関係者らと会談を行った。

イランの巡航ミサイルは脅威に対応したもの

 国防軍需相は昨日、「現在イラン・イスラーム共和国が保有している各種の巡航ミサイルは、海上にある標的をターゲットにしたものであり、《ナスル》、《ガーデル》、《ヌール》、《ザファル》、及び弾道ミサイル《ファーテフ》などのミサイルは、あらゆる種類の脅威に完全に対応したものである」と述べた。

 アフマド・ヴァヒーディー司令官はファールス通信との会見において、シャフリーヴァル月31日〔西暦9月21日〕に行われた直近の軍事パレードにおいて、〔軍需産業における〕一部の成果が披露されたことについて触れたうえで、「ミサイル分野において、われわれにはいかなる不足もない。もちろん、これで仕事が終わったというわけではなく、われわれはさらなる計画を進行させているところである。しかし射程距離、精確性、破壊力、及び即応力の観点から見るならば、今われわれにはいかなる問題も不足もないのである」と述べた。

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

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( 翻訳者:8409036 )
( 記事ID:27831 )