イスタンブルでマグニチュード3.8
2012年10月19日付 Yeni Safak 紙


イスタンブルで19日午前11時17分(現地時間)、周辺県でも感じられるほどの地震が発生した。

この地震の震源地はビュユクチェクメジェで、マグニチュード3.8であった。

■首相府災害緊急事態管理庁(AFAD)による発表は以下のとおり:

今回の地震は(ほかの地震の)前震あるいは余震ではない。いたって普通の地震である。国民には冷静に対処していただきたい。
地震の震源地はビュユクチェクメジェだが、ベイリキドゥズ、クラチ、エセンユルトゥといった周辺地域ではより強く地震が感じられた。土地が脆弱な場所では通常より強く感じられたという可能性がある。これらの地域には北アナトリア断層があるが、今回の地震は(北アナトリア断層ではなく)もっと小規模な断層でおきたものであろう。
今回の地震が(ほかの地震の)前震である可能性はない。専門家たちは今後も調査を続ける予定である。

■パニックは起きなかった

今回の地震は震源地の深さが13.2キロメートルと予想され、イスタンブル以外の地域でも感じられた。
地震はイスタンブルでの日常生活に影響は出なかったが、一部の市民たちは一時パニックに陥った。

■「心配する必要はない」

今回の地震に関する発表を行ったトルコ地震観測センターセンター長ドーアル・カラファトによると、地震の震源地はビュユクチェクメジェ湖北部で、多分イスタンブル(で発生可能性のある)地震との関連性はないという。カラファトセンター長は「実際のところ、この地域には重大な地震を発生させうる活断層は部分的にも見当たらない。今回の地震は私たちにとって驚くべきことであるが、とても小規模な断層が密集していなかったとしても、時おり今回のような規模で地震を発生させることがある」と話した。カラファトセンター長は、今回の地震が今後心配されるような事態を招くことはないだろうとも述べた。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:27866 )