エジプト:犠牲祭中の燃料確保計画
2012年10月19日 金曜日『アル=ハヤート』
【カイロ:リーム・アブドゥフ】
エジプトのヒシャーム・キンディール首相は、石油関連製品は現在そして犠牲祭休みの間、十分にあると強調した。この発言は、燃料や国民の燃料への需要を満たす意欲を表明する枠内で出された。
エジプトのウサーマ・カマール石油・鉱物資源大臣は記者会見で、8月から今月(10月) 14日まで国内市場の需要を満たした量について、それがおよそ75万6千トン、つまり目標とする計画の89パーセントに達したと述べた。
また大臣は同期間ディーゼルオイルの国内市場の需要は満たされており、それが計画の94パーセントの250万トンに達したと明らかにした。また同期間中のガソリン類の市場の需要を、130万トン近く確保したことについて述べた。
キンディール首相は閣議を開き、国が今月の残りと犠牲祭の間、石油関連製品の必要を確保するための、石油省の計画を討議した。それには同省があらゆる措置を採って、市場に石油原料を供給させることが含まれている。また今月中に3億400万ドルで30万1千トンのガスと、6億8千万ドルで51万8千トンのディーゼルオイル、2億300万ドルで17万5千トンのガソリンを輸入する合意にふれた。
今月のガソリンの戦略的な備蓄量はおよそ2万8千トンに達すると予想される。閣議では、物資や石油物質を不正に取引する者への罰則強化の必要について議論した。それに加えて、供給調査官、省の監視機関、供給警察、市民社会の代表者らを通じた、ガスボンベ配給の監視強化について話し合った。
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( 翻訳者:千須和枝里子 )
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