テヘランで「バスィージ即応大隊」による演習が実施
2012年10月20日付 Jam-e Jam 紙


軍事演習「エルサレムまで」は昨日で終了

 革命防衛隊「ムハンマド」部隊による軍事演習「エルサレムまで」に参加した民兵組織バスィージの隊員らは、同演習の3日目の最終日にあたる昨日、パレスチナ広場で集会を開き、偉大なる預言者ムハンマドに対する侮辱行為を非難した。

 イラン国営放送報道センターが伝えたところによると、昨日行われたこの抗議集会に参加したバスィージ隊員らは、声明を発表し、次のように強調した。

尊敬すべきイスラームの預言者に対する侮辱は前もって計画された行動であり、イスラームの目覚めが最高潮に達しているなかで、敵がイスラームに対する恐怖と嫌悪の感情〔を世界に広めるために企てた〕邪悪な計画の一環なのである。それに対し、イスラーム諸国ならびに非イスラーム諸国に住むムスリムたちは皆で叫び声を上げて一致団結し、またさまざまな宗教を奉じる人々が嫌悪の念を表明した。それによって、抑圧諸国とシオニズムが依然として計算違いを犯し、誤った道を歩き続けていることが示されたのである。

 集会参加者らはこの声明の中でさらに、「世界の人々はますます最後の預言者〔=ムハンマド〕の教えと使命に関心を示すようになっており、われわれはイスラームの敵たちを狼狽・当惑させているこうした傾向を強く支援する」と強調した。

 この声明の別の箇所には、次のようにある。「われわれはアメリカ政府および世界的シオニズムこそ、今回の汚れた行為の主犯格であると考えており、もしこの罪を犯した者たちが処罰されないようなことがあれば、彼ら自身、神によって処罰され、世界のムスリムたちの怒りの炎に焼かれるのを覚悟しなければならない」。

 集会参加者らは全ムスリム、特にイスラーム世界のウラマー(知識人)らに対し、この大いなる罪を犯した首謀者たちが国際裁判所で裁かれる可能性を、真剣に追求するよう呼びかけた。

 今回行われた演習では、〔暴動の〕鎮圧作戦、暴徒の取り締まり、地域の清掃〔ないし「浄化」〕、人質解放作戦、オートバイによるパレードなどのプログラムが実施された。

 またバスィージ即応大隊も木曜日、軍事演習「エルサレムへ」の一環として、自らの能力を披露した。

Tweet
シェア


関連記事(バスィージ軍事演習「エルサレムまで」、テヘランで本日から)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:27958 )