モタッハリー議員、アフマディーネジャード大統領の弾劾を要求
2012年10月23日付 Mardomsalari 紙
国会文化委員会の委員を務める
アリー・モタッハリー議員は、アフマディーネジャード大統領とマシャーイー大統領事務所長は、いまだ「
イラン主義」に関する自らの思想のすべてを開陳しているわけではないと指摘し、「アフマディーネジャード政権とその側近たちの危険性を理解している者は、いまだ少ない」と注意を喚起した。
モタッハリー議員は国会通信とのインタビューの中で、アフマディーネジャード政権の能力の低さが、国の現在の経済、文化、政治状況の真の原因だとの見方を示した上で、「大統領の喚問は、政府の真の姿をあらわにすることにつながるだろう。問題がつまびらかになればなるほど、それは国民の利益になるのである」と語った。
〔‥‥〕
テヘラン選出の同議員はさらに、「現政権の危険性は、法律の規定を逃れようとする傾向や、国内を分断しようとする傾向以外にもある。それは、同政権が作り出した文化に対する見方にあるのだ」と強調し、次のように続けた。「大統領と彼の側近たちが何を言っているのか、彼らの源流がどこにあるのか、よく分かっていない人がいるようだ。彼らの危険性を理解している者は、極めて少数だ。そういう少数の人の中に、
メスバーフ師がいる。もちろん、同師が問題を提起されたのは、少々遅すぎた。同師が問題提起した頃には、そうした危険性がすでに形成されてしまっていたからだ」。
〔‥‥〕
同氏はさらに次のように続けた。
アフマディーネジャードはシャフリーヴァル月〔8〜9月〕でのテレビ・インタビューの中で、「私が憲法に適っていると判断した法律については、それに署名し、それを施行するが、しかし私が個人的に憲法に適っていないと判断した法律については、それに署名したり、それを施行したりはしない」とはっきりと述べていた。これはどういう意味だろうか?それが意味するのは、専制であり、独裁であり、国会に対する砲撃である。よろしい、もし国会が真の国会たらんとするならば、このような人物、それがアフマディーネジャード氏であれ、その他の人物であれ、このような人物には用はない。このような人物は一日たりとも、大統領のイスに座るべきではない。ただちに弾劾裁判にかけ、政治的無能の判断を下すべきである。
〔‥‥〕
この記事の原文はこちら
関連記事(大統領喚問を逡巡するのはなぜ?)
( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:28012 )