首相より一日早くヴァンで調査を行ったCHPのウムト・オラン副党首は、「首相がやって来ると言って、至るところで重機がメイン通りをアスファルト舗装している。舗装はたいへん結構なことだが、裏通りを見ればモグラの穴のようだ」と言った。オラン副党首は、ヴァンに関する報告で次のように批判をした:
「TOKİ(集合住宅局)で5万リラ(約220万円)ほどの値の家々が、7万5000~9万5000リラ(約330万~420万円)で売却されていた。TOKİの住宅に水道は引かれていなかった。80平方メートルの部屋は畜産業を営む大家族には適さない。環境・都市計画省が復興計画を委託したため、今年は誰も、ヴァンで自ら家を建て、復興する許可を得ることができなかった。被災者たちは、TOKİ以外の選択肢を与えられなかったのだ。中度の損傷を受けた建物を補強するために約束された(一戸当たりの支給額である)1万5000リラ(約66万円)は未だ支払われていない。家の賃借人に居住権が認められていないことが大きな問題を生んだ。」
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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:28017 )