犠牲祭、今年もいつもの光景!―素人屠殺で救急病院いっぱい
2012年10月25日付 Zaman 紙


トルコの多くの県で、犠牲獣を屠殺する際に身体の様々なところを負傷した数百人の人々が、病院に駆け込んだ。

イズミルでは、犠牲獣の屠殺を行った際、手や腕や足を怪我した113人がアタテュルク教育研究病院に、56人がエーゲ大学病院に、35人がブジャ・セイフィ・デミルソイ教育研究病院に駆け込んだ。また約30人がその他の病院で治療を受けた。
アイドゥンでも43人が創傷を負ったと訴え出て市の様々な病院の救急治療室で治療を受けた。
ウシャクでも28人の経験不足な屠殺者が病院で治療を受けた。

■手首を切った!
 
スィヴァス模範病院に25人、国立病院に30人、ジュムフリイェト大学医学部研究実践病院に10人、シャルクシュラ国立病院に15人、スシェフリ国立病院にも11人が駆け込んだと報じられた。
これらの人々の大半は治療を受けた後に退院しいる。左手首の創傷が原因で模範病院に搬送されたアブドゥッラー・エルバシュさん(32歳)も応急処置のすぐ後に手術を受けたと報じられた。
屠殺を行おうとした犠牲獣の下敷きになった一部の市民も治療中であると報じられている。関係者らは(負傷した)市民の大半が手、腕、膝、手首を怪我したことを明らかにし、ある市民に至っては耳に切り傷が出来たとのことである。
スシェフリの病院で治療を受けた11人の中には、犠牲獣を屠殺する際に鎖骨を骨折した市民もいると報じられた。
 
■トカトで46人が病院に駆け込んだ

トカトでも犠牲獣を屠殺した際様々な場所を負傷した46人が病院に駆け込んだ。トカト国立病院に行った人たちの大半は治療を受けた後、すぐに退院したと報じられた。
犠牲獣の肉を切り分ける時に負傷した10歳の子供も病院で治療を受けた後に退院した。

■犠牲獣を屠殺しに行く途中に心臓発作

エルズィンジャンでも様々な場所を負傷した35人が、市の3つの病院でそれぞれ治療を受けた。この人たちの大半は手を負傷していたと報じられた。犠牲用の雄牛を横に寝かそうとした際に、頭に一撃を食らった人も病院に送られた。
犠牲獣を屠殺しに外出した際に、車中で心臓発作になったと報じられた58歳のナジ・ダーさんもエルズィンジャン・メンギュジェック・ガーズィー教育研究病院で治療を受けた。
エラズーでも犠牲獣を屠殺する際、あるいは屠殺を手伝う際に負傷した24人が市の病院に駆け込んだ。これらの未熟な屠殺者たちは、応急処置を受け、すでに病院を後にしたとのことである。

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( 翻訳者:齋藤洋輔 )
( 記事ID:28022 )