共和国記念日、イスタンブルでは大花火で祝賀
2012年10月29日付 Yeni Safak 紙


イスタンブル広域市は、共和国建国の89周年を祝う一環としてボスフォラス海峡で花火、音と光の瞬きのショーを開催した。ショーはイスタンブルをまるでおとぎ話のような街へ変えた.

一日中続いた祝いの後、イスタンブルは夜の時間帯以降おとぎ話のような街に変わった。祝いの一環としてボスフォラス海峡をはじめとして街の様々なところで大通りや広場が旗で装飾された。街灯や歩道橋には建国記念を祝うメッセージと共にトルコ国旗が掲げられた。
 イスタンブルで祝祭はボスフォラス大橋と「乙女の塔」の間の区間で行われた。19時に始まった光のショーの後、19時45分に花火がカーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市市長によってオルタキョイ広場で始められた。

ショーでは16か所から20トンの、合計4万8千を超える花火が打ち上げられた。それぞれが8000ワット出力の150の「スカイレイサー」が使われた。一番大きいもので重さ10キロを超える花火がボスフォラス海峡で250メートルほど上空まで打ちあげられた。

 ボスフォラス大橋の上には60の打ち上げ台があり、1000メートルの長さに渡り仕掛け花火の滝が演出された。この催し物のエネルギーは計20000キロワット生み出す発電機によって供給された。

 月と星型の花火も含む15分間の花火ショーの音楽はファヒル・アタコウル氏によってこの催し物のために特別に作られた。ショーの進行はこの音楽にあわせてつけられた。

 イスタンブル広域市では、計画前と実施中に、外国人30人を含む合計300人のチームが任務にあたった。

 トルコ人や外国人観光は、このショーをアナトリア側のクズグンジュク海岸、パシャリマン海岸、ウシュクダル港、シェムシパシャ海岸、チャムルジャ社会施設庭園で、ヨーロッパ側ではエミノニュのウスクダール‐カドゥキョイ港、オルタキョイ、ベシクタシュ、ドルマバフチェ、カバタシュの各海岸だけでなく、モーターボートでボスフォラス海峡の上で見物し、その瞬間をカメラに収めていた。

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( 翻訳者:酒井 舜 )
( 記事ID:28071 )