■アブダビ空港利用旅行者、1ヶ月間で120万人に
2012年10月31日『アル=ハヤート』
【アブダビ:本紙】
9月にアブダビ国際空港を利用した旅行者の数は120万人に上昇した。これは前年同月比実質14.5%というめざましい成長率を記録した。この数値は、「アブダビ空港サービス」の報告に基づく。
この報告は、アブダビ空港の航空機の運航状況が安定的・継続的に成長し、成長率8.4%を総計10,057のフライトを達成したと述べた。これは「アル=イッティハード」社が提供したサービス群と、この空港に就航する諸航空会社が提供する便数が増えたことに起因する。
報告は、旅行者数の増加は積載物量の増加も伴っており、9月は24.9%増加して、48,525トンに達したことを示した。9月のアブダビ空港からの行き先ランキングには、タイ首都のバンコクが入り、続いてイギリスの首都ロンドン、カタールの首都ドーハ、フィリピンのマニラ、エジプトのカイロが続く。
ドバイ空港利用は480万人
【ドバイ:本紙】
ドバイ国際空港は9月の旅行者数において記録的成長率を記録した。これはドバイの諸空港機関が発行した月例報告によるものである。統計によれば、旅行者数は4,780,394人に達し、4,236,578人だった前年同月に比べ12.8%の増加である。こうした成長は、今年の1月~9月期の旅行者数全体の上昇をもたらし、旅行者は42,565,340人に達し、昨年比13.4%増加した。
西ヨーロッパ諸国が旅行者全体の行き先ランキングを独占し、インド亜大陸、GCC諸国、アフリカ諸国が続く。他方中東地域の旅行者数動向は後退した。南アメリカ諸国が行き先の成長率ランキングの上位を占め、106.3%の旅行者数の増加を記録した。これは「エミレーツ航空」の新航路の開通を受けたものである。成長率ランキングでは、ロシアとCIS諸国の27.7%、オーストラリアの20.6%、北アメリカ諸国の20.1%が続いた。
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( 翻訳者:岡裕一朗 )
( 記事ID:28086 )