ハンストは66刑務所で683人―エルギン法相発表
2012年10月31日付 Zaman 紙

サードゥッラー・エルギン法務大臣は66の刑務所で683人がハンストを行っていることを明らかにし、「責任ある人が無責任な説明でこのプロセスを妨害しないこと、悪用しないことが重要である」と述べた。

エルギン法相は、ドイツのザビーネ・ロイトホイサー・シュナレンベルガー法相一団と法務省で会談をおこなった。

会談後、エルギン法相は記者達の質問に答え、8月17日にシェムディンリでテロリストらと面会したことがわかった10名の国会議員についてヴァン共和国検事補が報告書を作成し法務省へ提出することについて論評した。

エルギン法相は、この問題に関し現行の法律に従い物事を進めるており、以前の扱いがどう行われていようと今回も同様に処理すると明らかにした。

エルギン法相は、トルコには憲法やこれに関する法律が存在することを指摘し、「テロの分子が解析されず、国民の目の前で繰り広げられたこの行動は、全ての世論を傷つけた」と続けた。

同法相は、報告書をまだ見ていないこと、しかし手順として報告書が法務省から首相府へ、そこからさらに議会に送られると述べた。そして「他の報告書と同様に処理する」と話した。

■刑務所でのハンスト

エルギン法相は刑務所でのハンストに関して最新の状況を聞かれると「66の刑務所で683人がハンストを行っていることを把握している」と述べた。

エルギン法相は刑務所で起こっていることが刑務所の環境と全く関係ないと述べ、以下のように続けた。

「この出来事は、刑務所の悪い環境や不適切な対応が原因ではない。政治の範囲で議論されるべき問題に関係しているのは明白だ。この中でトルコは実際に道のりを示した。政府の政策は、基本的な政策の書類の中でこれらの対応について言及している。これに関する作業を続けている。しかし誰もが責任を遂行する必要がある。責任ある人が無責任な説明をしてこのプロセスを妨害しないこと、悪用しないことが重要だ。人々の命が問題となるところで、我々は人々が傷つ かないように努めているが、他の人々も自らの仕事を全うする必要がある。この出来事が終わりに向かうことを期待している。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:28088 )