シリアで拘束の記者解放求め、在アンカラ・シリア大使館前でデモ
2012年11月06日付 Yeni Safak 紙
シリアで拘束中の記者、ジュネイト・ウナルさんとバシャル・カドゥミさんの解放を要求する同僚らが、シリアの在アンカラ大使館前で抗議活動を行った。この活動にはジュネイト・ウラルさんの家族も参加した。
拘束中の記者の解放を求める同僚らは夕方、在アンカラ・シリア大使館近くにある憲法裁判所公園に集った。英語とトルコ語で「シリアよ、私たちの同僚を返せ」と記された横断幕を広げ、「記者は標的ではない」、「テロリストではなく記者だ」と記したトルコ語及び英語のプラカードを掲げた。
トルコ報道カメラマン協会のタライ・ウルス会長は、発表の中で、8月21日にユナルさんとカドゥミさんが拘束されたことを明らかにし、2か月以上に渡って彼らの解放を要求していると説明した。また、イスタンブルのシリア領事館前でも声明を出したとして、ウナルさん並びにカドゥミさんの解放を心待ちにしていると伝えた。
ウナルさんの母親のアリフェさん、父親のヒクメトさん、弟のジュムフル・ウナルさん、そして妹のジャナン・ウナル・アクデレさんもこの発表を支持した。母親のアリフェさんは泣きながら、シリアに息子とカドゥミさんの解放を求めると述べ、父親と弟妹も2人の解放を待っていると語った。
その後、集団は発表が行われた場所から大使館公邸に向かって「シリアよ、ジュネイトを私たちに返せ」、「シリアよ、バシャルを私たちに返せ」とスローガンを叫びながら行進した。大使館公邸前においてもスローガンを叫び、発表の取材に来た記者らもカメラを地面に置いて抗議活動に加わった。
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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:28165 )