首相府の本棟前で、身元不明の男性が焼身自殺を図った。理由は未だわかっていない。首相府警備員は消火栓で火を消した。男性はその後首相府の建物へ運ばれ、事件現場に救急隊や警察が駆けつけた。
(原文動画:救助当時の映像)
■身元が判明
首相府前で焼身自殺を図った男性はオメル・アルデミルという名前であることがわかった。
首相府警備員のはたらきによって一命を取りとめた男性は、アンカラ症例教育調査病院へ搬送された。病院で治療を受けた後、院内の暖かい場所に移されたオメル・アルデミルさんは、担架で運ばれる際「第11第一審裁判所の裁判官のせいで、アルトゥンダー地区の区長のせいで、俺は破滅した、もうお終いだ。家に弁護士が来るのが恐ろしかった。奴らのせいで俺はもう子供たちに何もしてやれない。神の罰を受けるがいい、ヴェイセル・ティルヤーキ!」と叫んでいた。
【訳注:ヴェイセル・ティルヤーキ=アルトゥンダー地区長の名前。定かではないが、この男性には行政により財産差押さえなどが行われたと考えられる。】
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( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:28173 )