国会議員220名、最高指導者のご指示に従うことを宣言
2012年11月08日付 Jam-e Jam 紙
国会議員220名は、昨日国会公開会議で読み上げられた声明に署名し、革命最高指導者のご指示に従うことを宣言した。
革命最高指導者に向けて出されたこの声明は、責任者たちの間の行動を一致させることの必要性を訴え、また〔来年の大統領〕選挙まで対立を煽ったり、そのために国民の感情を利用したりしてはならず、国民の経済問題解決を最優先課題としなければならないとした、
北ホラーサーン州、ならびに
学生らの前で同師が行った演説に言及した上で、次のように指摘する内容となっている。
われわれ国会議員は、国の責任者の間における論争や対立を終わらせる最終的な裁定者である〔ハーメネイー〕閣下のご命令・ご指導に完璧に従う者である。われわれはまた、体制の敵による圧力強化に直面する一方で、92年〔西暦2013年〕の〔大統領〕選挙を前に、各個人や各政治団体の間で考え方や見解の違いが表面化している国の現下の状況にあって、国の責任者らが心を一つにし、行動を互いに一致させ、メディアを通じて対立を一般国民の前にさらけ出さないことが、経済戦争を企む敵の策謀を無力化し、将来にわたって再度の〔2009年大統領選後にあったような〕内乱騒ぎを防ぐためには、極めて重要であると考える。
この声明に署名をした国会議員らは、さらにつづけて、
われわれは最高指導者のご命令に従い、緊張を生み出すような行動は、いかなるものであれ自制するとともに、国民感情を利用して、対立を煽る行為は〔国に対する〕大いなる裏切り行為であると理解する者である。またわれわれは、社会に平穏で一致団結した雰囲気を作りだし、緊張を生まないような方法で問題の解決を模索することで、現下の状況下におけるイスラーム体制の最重要課題であるところの国民の経済問題解決に向けた環境整備に邁進するよう、国のその他の責任者らに呼びかける。それは、〔来年に行われる〕第11期大統領選挙を盛大に催すことで、再びイラン国民に誇りを与え、イスラーム革命打倒を誓った敵たちを絶望に陥れるためでもあるのだ。
と表明している。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:28202 )