ダウトオール外務大臣は国境付近での衝突をうけ、シリアへ書面での警告を発した。
ジェイランプナルと国境付近で起こった事態を受け、トルコ政府は行動に移った。
アフメト・ダウトオール外務大臣はトルコがシリアに向けて書面での警告を発したと述べた。
「第9回トルコ・イタリアフォーラム」のためイタリアを訪れたアフメト・ダウトオール外務大臣は、イタリアのジュリオ・テルツィ外務大臣と共同記者会見を行った際に、「シリア政府に書面での警告を発した。国連安保理とNATOへも状況を伝えた」と述べた。
国際世論が沈黙を保っていることに心を痛めていることを強調したダウトオール外相は、国連安保理も批判した。「こうした事態の第一の責任はアサド政権にあり、第二の責任は国連安保理の怠慢にある。この怠惰が続くのならばシリア政府の挑発行為は隠蔽され続けることになるだろう」と述べた。アフメト・ダウトオール外相はシリアの戦闘機がトルコ国境を侵犯していないとする一方で、「領空は侵犯されていない。されていたなら、(軍事)対応したのだが」と語った。
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( 翻訳者:酒井 舜 )
( 記事ID:28217 )