アーヤトッラー・ヤズディー「我々はみな忍耐強く抵抗していかなければならない」
2012年11月06日付 Jam-e Jam 紙
ゴム神学校講師協会の会長は、国の現状について言及した上で、「我々はみな忍耐強く抵抗し、〔少々の不便に対して〕心を広く持って耐える必要がある。言い争いや論争、エゴイズムは抑えねばならない」と強調した。
メフル通信の報道によると、アーヤトッラー・ヤズディーは加えて、「運がいいことに、革命最高指導者は素晴らしい
助言をくださった。神の思し召しにより、皆がそれに従い行動しなければならない。私は数日前に、三権の長のうち二人と会議をもったが、彼らも革命最高指導者に従うことを強調していた。私の見解では、神は賢明なる革命指導者をこの時代のために取っておかれたのではないか」と語った。
専門家会議の副議長を務める同師は、今日国は特別な状況にあると指摘した上で、「革命初期から今日まで、敵は体制の弱体化のために一計を企て、あらゆることを実行してきた。しかし、何一つ成功してはいないのだ」と述べた。
同氏は革命初期に存在した不安定な状況についての自身の思い出にも言及して、「今、我が国は安定した状況にある。確かに様々な問題はあるかも知れないが、至らぬ点があるというのは、いつの時代にもあることだ」と指摘した。
アーヤトッラー・ヤズディーは、体制は様々な浮き沈みを経験して成長していったのだと指摘し、「革命初期、学校は3シフト制だった。学校のない地域もあった。しかしありがたいことに、今や我が国には多くの学校が存在する」と続けた。
同氏はその上で、「全国民の生活が向上した。生活状態が悪くなったという人を、私は知らない。言いがかりを付け、われわれの言葉で言えば、不満たらたらの者たちも、生活はよくなったのだ」と述べた。
講師協会会長はさらに、「今や我が国は神の国となっており、すべてがイスラームに則って動いている。国には最高指導者がおり、国会や司法権、行政権、そして護憲評議会があり、みなが体制の栄光のために働いていることは喜ばしいことである」と語った。
同氏は国内の問題は解決するだろうと強調した上で、「現在の状況では、われわれは生活をより質素なものにし、自分の生活と他人のそれとを比べるようなことは止める必要がある。〔他人が〕贅沢をしているからといって不愉快な気持ちになったりせず、もう少し精神性〔のある生活〕を追求すべきである」と述べた。
関連記事(革命防衛隊総司令官「敵の経済的圧力に対して気力を失ってしまっている者がいる」)
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:8410128 )
( 記事ID:28230 )