エジプトではカイロをはじめとした多数の都市でイスラエル抗議行動が行われた。抗議行動ではエルドアン首相の写真も掲げられた。
エジプトではカイロをはじめとした多数の都市で金曜礼拝の後に反イスラエルデモが行われた。
カイロのアズハル・モスクで説教したエジプト人ウラマーの一人ユスフ・カルダヴィ氏は、イスラエルに抗議行動を行っており、ガザ弾圧を終えさせなければならないと話した。礼拝後、何千人もの人々が4キロメートル離れたところにあるタフリール広場へ向かった。
女性と子供たちも加わったデモではイスラエルに対してスローガンを叫んだ。「パレスチナのためにタフリールに集まろう」、「ガザの人々、ミサイルを発射しないで」、「私たちの命、魂はガザのために」、「エジプト兵はどこだ」、「パレスチナは独立国だ」といったスローガンが叫ばれた。
■エルドアンのスローガンも
デモ隊の中にはレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の写真をのせたスローガンを掲げている者もいた。
スローガンの一つには、エジプトとトルコ国旗の上にエルドアン首相、エジプトのムハンマド・ムルシー大統領、ユスフ・カルダヴィ氏の写真が並び、「力は団結から」というスローガンが書かれている。
スローガンを掲げる抗議者のセミール・サブリさんは、3人の指導者もパレスチナを支持しているのでこのスローガンを用意したと話した。
トルコとパレスチナ国旗を掲げるムグテズ・イスマイルさんは、トルコの対パレスチナ政策を評価していると語った。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:28267 )