トルコがシリア国境に配備するためNATOに正式要請したパトリオット・ミサイルの準備が、オランダで開始された。
この件に関して正式文書を受け取ったと発表したオランダのフランス・ティマーマンス外相は、議会に提出した文書で、内閣決議で賛成が得られた後、トルコにミサイルを搬送することになると明らかにした。
オランダのフランス・ティマーマンス外相が調印し、議会に送られた文書には、トルコがミサイルの件でNATOに正式要請する方針であるとする一方で、発表では「ミサイルを国境に配備することで、トルコの国民と国土を守る目的で使用される領空防衛力が強化されることになる。ミサイルはNATOが南東国境で緊張を和らげることの助けにもなると思われる。このため要請が閣議の賛成を得られれば、まあ得られるとは思いますが、ミサイルはトルコへ手配される」と述べられた。
オランダは、1991年と2003年にもトルコにパトリオット・ミサイルを搬送した。
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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:28308 )